元マグロ船コック長が作るマグロ漁師料理をこだわりの地酒、焼酎、ビールでご堪能下さい。

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12月18日、「吼える40度線」のナレーションをお願いした俳優の渡辺哲さんが

釜田千秋監督や同じ事務所の俳優さんたちとマグロを食べにきてくれました。

同席した習志野第一空挺団の自衛官たちと一緒に酒を飲み交わし、閉店まで

大盛り上がりでした。

震災で順延していました上映会を、下記により開催します。

キネマ旬報(4月下旬号)でも高い評価をいただきました。

皆様お誘い合わせの上、お越しください。

1.日時 8月6日(土) 開演 19時より

2、場所 なかのZERO 小ホール(JR中野南口から新宿方向へ徒歩8分)

                ℡ 03-5340-5000(代)

3.料金 1000円 収益の一部は被災地へ義捐金として送らせていただきます。

 

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「吼える40度線」の予告篇が動画サイトyou tubuで公開されています。

you tubuの公式サイトを開き、「吼える40度線予告編」と打ち込んでください。

また、黒田プロダクションのホームページが、リニューアルしましたので、そちらからも予告編を見ることができます。

「吼える40度線」の情報やDVDの注文は黒田プロまで、お願いします。

黒田プロのホームページは www.kurodap.com

 

 

私がマグロ船に乗っていたとき、先輩たちから自然の恐ろしさを何度も聞かされてきました。

漁師は「骨のないものほど怖いものはない」とよくいいます。

それは 風、潮、波…

その破壊力の強さを、この東日本大震災でいやというほど見せつけられました。

被害の大きかった三陸の港からは、多くの遠洋マグロ船が世界の海で操業しています。家族の安否を気にしながらいまも操業を続けている乗組員のことを思うと胸がしめつけられます

厳しい大自然の中で、乗組員全員が心を一つにし、明るく、労わり合い、力を合わせて苦難を乗り越えていく。土佐のマグロ漁師たちの勇敢な姿を見て、一人でも多くの人が元気になってもらえればと願っています。

 

「吼える40度線」のDVDを発売しています。価格3,150円(税込) 送料200円 代引き手数料250円

希望の方は、黒田プロ ☎03-3929-6282 Eメール kurodap@kurodap.com  までお申し込みください。

 

 

                    

 

 

東北関東大地震によって被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

3月20日、中野ゼロホールで予定していた上映会は、中止することを決定しました。

被害の大きかった三陸の港からは、多くの遠洋マグロ船が世界の海で操業しています。とくに気仙沼はかつては日本一の遠洋マグロ基地で、知り合いの船主さんも多くいて、とても心配しています。

一日も早く復興するために、日本人が一丸となってこの災害を乗り越えていかなければならないと強く思います。

マグロ縄船漁唄
吼える40度線
土佐船21人激闘の記録
昭和30年代、土佐のマグロ延縄船は南インド洋・吼える40度線を突破した。
そこは低気圧の墓場と恐れられてきたミナミマグロの漁場だった。
金が欲しけりゃ縄船に乗れ!一攫千金の夢を追って土佐の男たちが荒波に挑む。
一瞬の気のゆるみが命取りとなる。天気を読み、潮の流れを予測し、エサを仕掛け、
縄を張る。
シャチにやられてさっぱりのときもあれば、一本のマグロもかからない日が続く。
だが、一度マグロのナブラに遭遇すれば、甲板がマグロに埋め尽くされて歓喜と
怒号の修羅場と化する。
土佐のマグロ漁師たちの苦闘と感動の記録。
30年間眠り続けていた、漁師の記録映像が今ここに甦る。
カラー 1時間11分 画面4:3
●企画 ●友情出演
 斎藤健次  鳥羽一郎
 第7回小学館ノンフィクション大賞受賞
 「まぐろ土佐船」 ●挿入歌
 「兄弟船」
●監督  「帰港節」
 釜田千秋   唄 鳥羽一郎
●撮影  「おいらの船は300トン」
 元・第36合栄丸漁労長 山田勝利   唄 美幌健
 元・第36合栄丸司厨長 斎藤健次
●語り
●協力  渡辺哲
 合栄丸船主 武井大助
 乗組員の皆さん ●仕上げ
 録音 戸部政朗
●映像協力  編集 倉田太郎
 漁安丸船長 林勝明
●資料提供
 室戸観光協会
制作・配給  水産経済新聞社
黒田プロダクション  OPRT(社)責任あるまぐろ推進機構
〒177-0051 東京都練馬区関町北3-33-3-102  渡邊正
tel,fax:03-3929-6282
mail: kurodap@kurodap.com.ne.jp ●題字
url: http//www.kurodap.com  江原見山
2011年3月20日(日)19時より 中野ZERO小ホールにて上映

来る! 非常ベルがジジーッと鳴った。次の瞬間、船は横か

ら大波をかぶり、画面はしぶきで閉ざされた。

映画「吼える40度線」を見た。南極近くの暴風圏域。漁師

も恐れるその海域で、ミナミマグロを狙う遠洋船を追ったド

キメントだ。

撮影者は、ノンフィクション作家の斎藤健次さん(63)=千

葉県船橋市=と当時の漁労長。東京都出身の斎藤さんは、豪

快な「土佐船」に魅せられ、約30年前、室戸漁協所属の「合

栄丸」に乗り込んでカメラを回した。

80時間に及ぶテープを見終えた監督は、「漁師自身が捉えた

貴重な記録」「奇跡の映像」と評した。長期の航海はカメラマ

ンの同行が困難で、遠洋マグロ船の全体像を記録した映像はこ

れまでなかったという。

荒海の中、力を合わせて巨大なマグロを釣り上げる。娘の写

真をじっと見つめる。海の男の息遣い、匂いが、画面からそ

のまま伝わってくる。

先日、室戸市で開かれた試写会。漁師の父と兄を持つ女性は

涙が止まらず、元乗組員は「良かった」と興奮気味に語った。

遠洋マグロ船を取り巻く環境は厳しい。しかし、30年前の

漁師の姿は、未来への力強いエールになるだろう。

 

           122日 室戸・真崎裕史

脂の乗った高級ミナミマグロは、暴風が吹きすさぶ南半球の高緯度で育つ。「吼える40度線」と船乗りに恐れられたその海域に、本県のマグロ船は半世紀前から果敢に挑んだ。

 荒波に突っ込む豪快な土佐船に魅せられ、東京出身の斎藤さんは本県に移り住み、関係者に乗船を直訴。1978年から6年間、室戸漁協所属の「合栄丸」にコック長などとして乗り込み、「何度も死ぬ思いをした」。その体験をまとめた「まぐろ土佐船」で2000年度の小学館ノンフィクション大賞を受賞した。

故・青柳裕介さんが同作品を漫画化した後、映画化の話も出たが、海外ロケなど経費がネックとなり頓挫。しかし「遠洋マグロ船の様子を映像で残したい」という斎藤さんらの思いは強く、昨年6月、水産映画を多く手掛ける黒田プロダクションに持ち掛け、映画化が決まった。

斎藤さんと「合栄丸」の漁労長だった山田勝利さん(72)=同市吉良川町=が1980年3月から20カ月間にわたり、撮影した計80時間のビデオテープを1時間11分に編集。南アフリカ共和国のケープタウン沖など南緯40度付近で、操業した航海の様子を収めている。

荒波を行く船。修羅場と化すはえ縄漁。釣り針が手に食い込んで、同僚に手術される様子。入浴や食事など船内風景。家族からの手紙に涙する乗組員。映像からは、故郷から遠く離れた海で、命がけで働く男たちの息遣いが伝わってくる。

 作品には、元マグロ漁船員で演歌歌手の鳥羽一郎さんも友情出演。船友への思いを静かに語る。

今月6日に完成し、「土佐船の本拠地」室戸市で初公開。当時の甲板長も駆け付けた。山田さんは「船員の生きざま、誇りの証明。今の子供たちにもも、室戸の歴史として見せたい」。関係者によると、遠洋マグロ船を取り上げた映画は恐らく初めてといい、斎藤さんは「出来上がりを見て何度も泣いた。胸を張って見せられる作品になった。海の男たちの力強さを多くの人にみてもらいたい」と力をこめる。

 今月末にはDVDの販売予定。全国の漁師町での上映や、劇場での公開も目指している。

-30年間眠り続けていた映像が今ここに甦るー

 

 『吼える40度線 土佐船21人激闘の記録』は、司厨長として土佐の遠洋マグロ延縄船に乗り込んだ店主と漁労長の山田勝利氏が、1980年(昭和56年)の春から1年8か月に及ぶ遠洋マグロ延縄漁の航海の中で、収録した80時間以上のビデオ映像を71分に集約した記録映画である。 

 いわば漁師自身が漁師の視点で、ありのままのマグロ漁の全貌を捉えた記録でもある。 

 普通、海が荒れれば、漁は休む。だがミナミマグロ漁は南氷洋の暴風圏でどんなに海が荒れようが、漁がある限り縄を入れ続ける。脂がのったマグロはシケの海でよくかかるからだ。

 少しでも旨いマグロを食べさせたい。命がけでマグロと闘う海の男たちの営みがそこに残されていた。 

 現在、日本の遠洋マグロ漁船は、国際的な漁獲規制や操業経費の高騰、後継者不足など、さまざまな問題をかかえ、長い歴史の中で日本の漁師が構築し、脈々と受け継がれてきた漁労技術の継承が消滅の危機に直面している。 

 『吼える40度線』は日本人の食文化の底辺を支えるマグロ漁師たちの洋上生活を紹介すると同時に、マグロ延縄漁という伝統技術の記録、継承にも役立つと確信している。

 

世の中マグロブーム。トロブーム。難題を抱える漁師たちのことなど頭になく、高級鮨屋へ回転寿司と連れ立って行く。それにしても、マグロのトロは全体の10%ほどである。それに大人も子供も群がる。

テレビのグルメ番組では、『究極のマグロ丼』を紹介していた。大間の「カマトロの霜降り」「腹カミの蛇腹」「皮ギシのネギトロ」「大トロ炙り」を盛り上げてなんと1万円だという。こんな脂だらけの丼なんて見ているだけで気持ち悪くなる。これはマスコミに取り上げてもらうためのパフーマンスか。番組スタッフからの注文か。

「うちの孫はトロしかたべないの」それを自慢げにしているおばちゃんの話もよく聞く。このままじゃヘンなマグロの世界が、当たり前でまかり通ってしまいそうである。

食文化のねじれ現象。いかに情報社会とはいえ、食べる人たちはTVやネットの情報を鵜呑みにしすぎていないだろうか。ボクたちが若かったころは情報が少なく、マグロの真の姿なんて知らなかった。マグロそのものが正しく分かってないし、漁師も河岸も仲買いも流通もまったく白紙に近い。それでも正しい情報を知りたい人は足しげく鮨屋に通い、日本料理屋で板前さんから魚の蘊蓄に耳を傾け、漁師など専門家に近づく努力をして真の情報を作り上げてきたつもりである。粘り強く格闘してこそ正しい文化を形成するのだと思う。

先日、NHKテレビの「プロフェッショナル」に築地のマグロ仲買人の藤田浩毅さんが出演していた。番組中、彼は熱く語っていた。それは『ネットはあくまでうわべの情報』ということだ。河岸に上がった数百匹の中からでも、自分の納得のいくマグロがセリに出ていなければ3日でも4日でもセリ台に上がらないという。意地の買い付けに本物のプロの姿を観た。

名だたる鮨屋の名人大将が、彼の店「藤田」からしかマグロを仕入れずに何日も待つという。プロとプロの名勝負を見せ付けられるようで、釘ズケになったものだ。

夕暮れ時、見知らぬ町で何気なく入った居酒屋に驚かされることがある。
路地裏にぽつんと提灯を灯す小さな店。縄のれんをくぐり「いらっしゃい」と威勢のいい掛け声に迎えられてカウンターに腰をおろす。さっと熱いおしぼりが出て、手を拭きながら店内を眺める。壁一面に張られたこだわりのお品書き。旬の魚を中心とした肴。選び抜いた地酒と焼酎。どれも納得いく値段で主人のこだわりが伝わってくる。
一日の仕事を終えた勤め人に「お帰り」とおかみさんが笑顔で迎える。現役を退いたご近所衆がゴルフのスコアカードをひろげ、盛り上がっている。客と店があいまって生み出した活気が溢れかえっている。みんな元気に呑んで食べて笑っている。
調理場から立ち上る焼き魚の煙と匂い。何ともここにいるだけで幸福感がじわりと心の奥から湧き上がってくる。こんな店が近所にあるなんてこの土地の人は何と幸せか。
居酒屋は高級な料理を出すべきではないと思う。手間をかけ心が入ったさりげない肴が何よりもうれしい。小さなグラス一杯で1500円もする大吟醸なんてとんでもない。懐具合を気にしなくても気軽に通える店。ちょっと頑固そうな主人と、優しそうなおかみさんと、常連たちが長い年月をかけて作りあげてきたいぶし銀のような店。
最近、こうした居酒屋が長引く不況と後継者難などの理由で店じまいしている。それに代わって改造してオープンした店はどこも調理場は奥に引っ込み、小じゃれたカフェー風になってしまった。駅前は居酒屋チェーンが乱立し、安い料理と飲み放題で客を奪い合っている。人情酒場の灯が消え、町の財産が一つ一つ失っていくようで悲しい。

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